セット内容
サーボ本体 ×1
グロメット ×4
ハトメ ×4
ホーン止めビス ×1
"Grasper"の名を冠した新型ブラシレスサーボ
発売以来ご好評いただいている"Grasper"シリーズ。その特徴である「食いつくような高い保持力」をスタンダードサイズでも実現しました。搭載するブラシレスモータを新規採用し、基本スペックが大幅に向上。レスポンスクラスの0.09sec/60°というハイスピードでありながら、40.0kgf ・cm(7.4V時)というKOPROPO最高峰の強大なトルクを発生します。これに加えて強力な保持力を備えたGrasper STDは、まさに"Grasper"の名にふさわしいコーナリング性能を発揮します。
【保持力とは】
保持力とは、サーボの軸がその場で保持しようとする力のことです。これが強いとステアリングがしっかりと安定します。Grasperは、「ぎゅっとつかむ」「しっかりと握る」などの意味があり、路面をがっちり捕らえるこのサーボの特徴を表す名称になっています。
強化ステンレスファイナルギヤ
シリアルに対応した“4S”のシステムを実装
“4S”のサーボはシリアルに対応しています。シリアルに対応することにより、下記のメリットがあります。
①超高速な通信により、レスポンスが飛躍的に向上
RCサーボの制御方法はPWM方式が主流です。PWM方式は、受信機から送信する信号の波で角度を指定します。対してシリアル通信は数値でサーボの角度を指定することができます。シリアル通信ではPWM方式に比 べて通信間隔を大幅に短縮することができ、指令から動作までの間隔を大幅に削減。EX-NEXTのXTモードと組み合わせることで、まるでマシンをそのまま触っているような、かつてない超高速なレスポンスを実現しました。
②手元のプロポからサーボのパラメーターを変更可能
次世代プロポ「EX-NEXT」は、テレメトリー(双方向通信)機能を搭載しました。シリアル対応サーボ“4S”を、新型受信機KR-420XTから実装されたB/Sポートに接続することにより「REAL TIME ICS」が使用可能。マシンを手元に回収することなく、プロポからサーボのパラメーターを任意にセッティング可能となりました。これまでより妥協なく、より自由に、突き詰めたセッティングが作りやすくなっています。
※シリアルで使用する場合は、EX-NEXTのXTモードでKR-420XTのB/Sポートに接続してください。
シリアルの配線に最適な二又コード3
受信機KR-420XTはシリアルサーボを接続するB/Sポート(シリアルポート)が1つ装備されています。GPカーなどで使用する場合は、サーボを2個使用しますが、ポートの分岐には別売りの「二又コード3」がお勧めです。
商品ページ『二又コード3』
分岐個所を小型基盤にすることで、従来品よりコンパクトにまとまりました。
GPカーの限られた搭載スペースにも収納しやすいサイズになっています。
2つのシリアルサーボを同時に使用する場合は、各サーボのID番号を変更する必要があります。
ID番号は、EX-NEXTのLCDエクスパンションユニット2に接続することで簡単に変更することができます。
ID番号の変更方法については、『LCDエクスパンションユニット2 EXP-201スタートアップガイド』をご参照ください。
5パターンのプリセットを用意
Grasper STDに登録されている5つのプリセットは、燃費重視か操作性重視で段階的に分かれています。操作性を重視するとダイレクト感がアップしコーナリング性能が向上します。一つのサーボで様々な状況に対応できるサーボ機能をサーボモデルセレクターで切り替えてご利用ください。
Model 1:↑↑燃費重視
Model 2:↑
Model 3:●
Model 4:↓(デフォルト)
Model 5:↓↓操作性重視
※4番、5番の設定は保持力が非常に強いため、ニュートラル時にジリジリと音が鳴りますが、異常ではありません。
モデルの切り替えは、「サーボモデルセレクター for 4S」をご利用ください。
※従来のサーボモデルセレクター(No.61029)は使用できません。
●初期値データ
各モデルの初期値データを公開します。
設定中に初期値に戻したい場合は、こちらを参考にしてください。
●モデルセッティングシート
BSx4S Grasper STDは、EX-NEXT経由で各モデルのパラメータ変更が可能です。
設定の参考に下記のシートをダウンロードしてご利用ください。
ModelSettingSheet_GraspersSTD.pdf