VFS2000/2000Jのカット電圧について

VFS2000は極限までモーターを回したいというエキスパートドライバーの要望に応えるべく開発されましたが、電子スイッチを採用しているため、電圧降下時の保護回路が装備されています。
この設定電圧は、従来のアンプが動作する電圧よりも、低く設定されています。
これは、ターン数が少ないモーターを使用した場合に、バッテリーが電圧降下を起こし、加速中にパワー抜けを起こさないようにするためです。
しかし、このために、バッテリーが無くなってきたときに、サーボの動きを鈍く感じることがあるかと思います。ですが、これは、サーボが、早く動かなくなるのではなく、サーボが動かないような低電圧時でも、VFSは、動力用のモーターを十分に駆動できているのです。

エキスパートドライバーは、このことを認識しており、ステアリングサーボの動きが悪くなる低電圧時にはスロットルを一瞬抜いて、ステアリングを操作しているのです。

しかし、このような操作が難しいというユーザー様に対しては、VFS-2000Jをお勧めいたします。VFS-2000Jでは、加速時の電圧降下が少ないストッククラスJRM認定23ターンモーターおよびコネクターに対応するために、VFS-2000に比べ、設定電圧を高めに設定してありサーボの動作電圧に対応するように設計されています。

VFS-2000のユーザー様で設定電圧を、VFS-2000Jと同じにしたい場合には、当社サービス部での修理扱いとなり、実費¥1500(消費税、送料別途)をご負担いただくことになります。ご希望のお客様は、当社サービス部まで「VFS-2000の設定電圧を2000Jと同じにして欲しい」といったことをお書き添えの上、お送りください。