EX-10 HELIOS レスポンスモードについて

レスポンスモードについて


レスポンスモードは、MarsRで採用されたスーパーハイスピードレスポンスでその効果を初めて体感していただけた機能です。さらに最新機種であるEX-10 HELIOSでは、応答速度が改善されたアドバンスドハイスピードレスポンスが採用されました。視覚的に、その差を比較したのが下のグラフです。

このグラフでは、従来の送信機をノーマルレスポンスと呼んで比較しています。
結果は一目瞭然だと思いますが、スーパーハイスピードでは、約45%高速化されており、アドバンスドハイスピードでは、その差は2倍にも達することがお判りいただけるでしょう。

では、その高速化が実際の操縦にどのようなメリットがあるのでしょうか?

 

R/C においては、操縦する際にその情報ソースは、すべて視覚に頼られます。この場合一般的な反射神経の反応時間は、0.2秒と言われています。しかし、最大スピードで時速100Kmに達する1/8レーシングをはじめ、電動ツーリングでさえ、最大スピードでは、数十kmですから、一瞬の遅れがタイムロスにつながります。
仮に時速50kmの場合ですと、この0.2秒で車は2.8mも進んでしまいます。
このため、ドライバーは予測しながら操作しているわけですが、操作に対して車の反応は遅いよりも早いほうが、良いのは容易に想像が付くと思います。
これは、比較的速度が遅いシケインなどでの切り返しでさえ実感していただけるはずです。

 


レスポンスモードの互換性



 こちらのPDFファイルに、レスポンスモード別の当社製品の対応表があります。
 (2003.6.4対応表に一部誤りがありましたので修正いたしました。)
現在お手持ちの製品が、どのレスポンスモードで動作可能なのか、確認していただけます。
 また当社製品の中で、最新機種であるEX-10 HELIOSに関しては、送信機側で、すべてのレスポンスモードに切り換えていただけます。
付属しているKR-302F受信機は、アドバンスドハイスピードレスポンスはもちろんのこと、すべてのモードでご使用になれますから
お手持ちのサーボが、未対応でもレスポンスモードを切り換えてご使用いただき、あとで、アドバンスドハイスピードレスポンス対応のサーボを買い足して頂くことが可能です。

 


アドバンスドハイスピードを生かすために


送信機と受信機の間の信号が高速化されているアドバンスドハイスピードですが、この優れた応答性を本当の意味で生かすためには、信号が最後に行き着くサーボにも、高い能力が求められます。対応しているのは、デジタルサーボですが、この中でも最新機種であるPDS-2343FETおよび2344FETとの組み合わせが、最高のパフォーマンスを発揮すると言えるでしょう。
 一般的にサーボのスペックは、スピードとトルクの2つのパラメーターで表記されています。しかし、数値化が難しいその他の項目において、この2機種のサーボは、圧倒的な性能を発揮します。
さらにI .C.S対応により、これまでデジタルサーボでは、不可能だったアナログサーボ的なフィーリングに仕立て上げることも可能です。

アドバンストハイスピードに対応した、EX-10 HELIOS、KR-302F、新世代デジタルサーボPDS2343/2344FETの組み合わせにより、次元が違うドライビングを体感していただけるでしょう。