KOサーボの選び方について(1)
2015年7月31日 <サーボ> 選び方とセッティング
こんにちは!
今回はお客様からのお問い合わせにお答えしますね。「KOPROPOではたくさんのサーボがラインナップされているけど、どれが合うの?」という素朴な疑問です。
KO PROPOのサーボラインナップは大きく分けてスタンダードタイプ、ロープロタイプ、セミロープロタイプ、ミニタイプのラインナップがあります。
スタンダードタイプサーボ
一番歴史のある、標準型といわれるサーボです。横から見るとぼぼ正方形に近いですが、1/12レーシングカーや「ロープロサーボ専用」と記載のあるハイエンドレーシングカーをのぞき、ほとんどのRCキットに搭載が可能です。
KORROPOのスタンダードタイプのサーボラインナップはハイエンドタイプのRSx2とBSx2です。(リンク先の特設ページは力作です。ぜひご覧くださいね!)
RSx2とBSx2の違いは、使用しているモーターの種類が違います。RSx2は応答レスポンスに優れるコアレスモーターを使用しており、BSx2は保持力が強く、低燃費のブラシレスモーターです。
ステアリングに使用した場合の使用感としては、コアレスモーターのRSx2はステアリングの初期反応がとても軽やかで、RCカーの重量が減ったような錯覚を覚える程の高い応答性能になります。一方、ブラシレスモーターのBSx2はRSx2ほどの軽快感はないもののハンドルを大きく切り込んでいったときのしっかり感が断然大きく、中~高速で曲がるスイーパーコーナーでの操縦特性に優れます。もちろん、BSx2でも素早いレーンチェンジが可能な応答性能はあります!
カタログデータにはサイズとして形状表記されています。このサイズ表記
であらわしているのは、サーボのケースの耳タブを除いた外形寸法です。たとえば、RSx2 Response H.Cのサイズは41x37.5x20mmとなっています。上の寸法図をクリックすると拡大
されますが、左の上下のイラストはH.Cタイプの寸法図になります。青字と赤字の部分が示している寸法ですね。RSx2とBSx2はサーボの外形形状は共通です。末尾にH.Cと付いている機種はアルミトップケースになり、横から見た高さがほんのわずかに異なります。
スタンダードタイプのサーボは比較的大きな体積が取れるので、ハイパワーのモーターを使うことができます。小さいサーボに比べて、高いトルクを出すことや、とんでもないハイスピードで動かすことも可能ですが、KOPROPOのRSX2とBSx2のサーボラインナップではRCカーに搭載して適切に操縦ができるトルク、スピードにセッティングされています。
ロープロタイプサーボ
スタンダードタイプに比べて、横から見た高さが低く抑えられているサーボです。KOPROPOのロープロタイプのサーボのラインナップはスタンダード同様にコアレスモーターのRSxone10とブラシレスモーターのBSx2one10があり、それぞれにパワータイプとレスポンスタイプがあります。
パワータイプは主にエンジンツーリングカーで使用することをターゲットとし、レスポンスタイプは主に電動ツーリングカーや電動F-1、1/10WGTカーをターゲットにセッティングされています。
ロープロタイプのサーボもほぼ同一サイズですが、RSxone10とBSx2one10ではほんのわずかに側面から見た高さが異なります。
スタンダードサイズではトップケースがアルミかプラで寸法差がありましたが、ロープロの場合はモータータイプで寸法差がありますのでご注意くださいね。
RSxone10は電動カーでオールマイティーに使えるハイバランスサーボですが、同じコアレスモーターのRSxone10RESPONSEはさらに反応を高めたタイプとなり、1/10電動ツーリングカーで高いパフォーマンスを発揮します。スタンダードサイズ同様に、BSx2one10Responseは1/10電動ツーリングカーを屋外サーキットで走行する場合にしっかりしたハンドリングが得られます。
1/10エンジンツーリングカーでは BSx2one10Responseをステアリングに、BSx2one10Powerをスロットルサーボに使用すると、低燃費でパワフルな走行を続けることができます。
セミロープロ、ミニサーボの寸法図も近日公開しますね。
今回もお読み頂き、ありがとうございました!