使ってみようEX-1~始めに!
さて、今回はEX-1を使うときに最初に行う、組み立て作業とアジャスト操作についてです!
EX-1のKIYコンセプトはデタッテャブル方式です。
工具を使わずにとても簡単な作業で組立て&分解できます。
分解できることで不安に思われる方もいるかもしれませんが
各ユニットの剛性はとても高く、余計な、よじれやがたつきは皆無です!
まずは3つのユニットの合体を紹介します。
(1)マスターユニットとグリップユニットを合体!
①マスターユニット背面とグリップユニット先端のコネクターキャップを外します。
このキャップは分解した後や、輸送時には再度装着しますので捨てないでくださいね!
指先やツメで簡単に着脱できます。
②マスターユニット背面のロックレバーをパチッと引き起こします。
③グリップユニットをマスターユニットにスライドさせて、「ガチャッ」というところまで合体します。「ガチャッ」はマスターユニットが一つ目のロックをかけた音です。
④ロックレバーを元の位置に戻します。このとき二つ目のロックがガッチリかかります。
ダブルでロックしていますので安心のトラブルフリーで使用できます♪
(2)マスターユニットとステアリングユニットを合体!
①こちらもコネクターキャップを外してから組み立てます。紛失に注意してくださいね!
②マスターユニット前面のリリースボタンを押しながら、ロックレバーを全部引きだします。
③ステアリングユニットの向きに注意しながらマスターユニットに載せます。
銀のボタン(BT1ボタン)の向きを目印にすると簡単です。
④ロックレバーを元の位置にガチャンと戻すと、がっちりロックします!ステアリングユニットもグリップ同様、安心のダブルロック方式です。
あとはマスターユニットに付属のアンテナをつけて、単4電池をグリップ内の電池ボックスに挿入すれば起動準備OKです!
☆コネクターキャップには端子の劣化やホコリの付着を防ぐ大事な役割があります。
紛失してしまった際にはサービス部までお問い合わせください。
さて、組み立て完了後、初めてEX-1を使用する際にはハンドルとトリガーの位置情報を登録するAdjust(アジャスト)の作業を必ず行ってください。
(3)ハンドルのアジャスト!
②EX-1ロゴの後に初期画面が表示されます。
画面の下のボタン一番右、4番を押すとメニューが切り替わります。
(ステアリングユニットをオプションに変更した場合などは、初期画面で以下の④のAdjustSTの画面にジャンプする機能があります。その場合は⑤から作業すればOKです!)
③System Menu(システムメニュー)画面が出ますので、ジョグダイヤルを右へ廻してAdjusuST(アジャストST)を黒くします。
④ENTER(エンターキー)を押すとAdjustSTの画面に入ります。
⑤ここで、ステアリングハンドルを左右に一杯まで一度ずつ切ります。
ST-LEFT ST-NUT ST-RIGHTにおのおの違う数字が入ります。
⑥ENTERを長押しして2秒ほど待つとCONPLETE!がでて初期画面に戻ります。
*長押しがポイントです。
(4)トリガーのアジャスト!
①ステアリングのアジャスト同様に、初期画面から画面の下の一番右、4番のボタンをポチッ。
②System Menu(システムメニュー)画面が出ますので、ジョグダイヤルを右へ廻してAdjusuTH(アジャストTH)を黒くします。
③ENTERを押すとAdjustTHの画面に入りますので、トリガーを全開とブレーキ一杯まで一度ずつ動かします。
④TH-HI TH-NUT TH-LOWにおのおの違う数字が入ります。
(数値はグリップユニットごとに異なります。)
⑤ENTERを長押しして2秒ほど待つとCONPLETE!がでて初期画面に戻ります。
上記のアジャスト作業はハンドル、トリガーどちらを先に行ってもかまいません。
ただし、ユニットを交換した際には必ず行ってください!
一つ一つのユニットのベストパフォーマンスを引き出す為の大切な作業です!
アジャストの方法をおさらいすると、
①システムメニュー>②アジャストST(TH)⇒ENTER>③ハンドル(トリガー)操作⇒ENTER長押しです。
※ハンドルやトリガーの位置を検出する電子パーツが劣化してくると、アジャスト作業が正常に完了しなくなります。恐れ入りますが、その際はサービス部までご相談ください。
今回もご覧頂き、有難うございました。
次回は、EX-1と受信機のペアリングのお話しにつづきます!