HCSはKOPROPO独自の高速通信システムです。受信機からの信号をサーボが受け取り、動き出すまでの時間を従来の1/4まで劇的に短縮することに成功しました。

HCSにより、サーボは約1/1000秒早く動き出します。１回の信号の差は小さくとも、１秒間に約300回送られる操縦信号においては、この差が積算されて、優れたレスポンスと大幅にリニアでスムーズな操縦特性が実現されています。

HCSの効果を最大限引き出すには、この微小な差をロスなく伝える必要があります。このため、KOPROPOは高品位な通信特性を追求したDual Rxを新規開発しました。２つの独立した受信ユニットが相互に補完し、電波の取りこぼしによるエラー信号を低減します。
Dual Rxは、HCS対応受信機のKR-415FHDに搭載しており、操縦電波を余すところなくサーボに伝え、正確無比なKOPROPOのサーボが微細な信号を忠実に再現します。
＊HCS対応サーボは、RSx3/BSx3シリーズです。

さらに、互換性を確保してより多くのドライバーにお届けできるように、HCSは、対応する受信機とサーボで完結するように設計されていますので、従来のFHSS送信機をお使いのユーザー様にもその恩恵を手軽にご実感いただけます。

しかし、その真価は、やはりEX-RRとの組み合わせでこそ発揮されます。ステアリング、スロットル、ソフトウェアに至るまで、全て一から見直しHCSに最適なチューニングを施した、至福の操作感をぜひお試しください。

HCS/ノーマルモード切替方法

受信機：KR-415FHD,KR-418FH

HCS／ノーマルの設定はチャンネルごとに出来ますので、ステアリングはHCS対応サーボを使い、スロットルは電動カーであれば、HCS非対応のESCをノーマルモードで使用することが出来ます。

HCS/ノーマルモードの切り替えは、Rxモードセレクターを使って手動で行います。方法は非常に簡単です。受信機に電源が入っていない状態でモードセレクターを切り替えたい端子に接続し、受信機のセットアップボタンを押しながら電源を入れるだけです。モードセレクターは、端子のモード確認も可能ですので、切り替えた後は必ず確認してからご利用ください。
なお、ブログで動画を交えた説明をしておりますのでこちらも合わせてごらんください。動画はこちらで公開されております。

KR-418FH

KR-415FHD

KR-415FHDショートアンテナ

Rxモードセレクター
接続状態

サーボ：RSx3/BSx3シリーズ

HCS対応サーボでは、接続した受信機の端子のモードによって自動で切り替わりますので、特に作業は必要ありません。なお、従来のサーボ(RSx2/BSx2)などHCS非対応の機器を、HCSモードに設定された受信機の端子に接続した場合、異常動作により破損しますので、十分にご注意ください。
ご使用前に各端子のモードを確認して、使用する機器に合わせたモードでご利用ください。

HCS対応製品および関連製品（2018年8月現在）

受信機：KR-418FH、KR-415FHD、KR-415FHD ショートアンテナ
受信機用設定切り替え: Rxモードセレクター

サーボ：RSx3 PowerH.C,RSx3 ResponseH.C,RSx3 Power,RSX3 Response, RSx3-one10Ver.D、RSx3-one10 Flection, RSx3-one10Response, BSx3-one10Power, BSx3-one10Response, BSx3-one10Grasper, RSx3-12(各種)